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AKB48・行天優莉奈の主演映画『けっこい盆栽』がクランクイン。「盆栽にハマり盆栽士の資格を取得しました」

AKB48・行天優莉奈の主演映画「けっこい盆栽」が香川県高松市でクランクインした。近年、世界的なブームとなり、国内の若年層の人たちの間でも人気となっている日本の伝統文化の盆栽。インスタグラムのハッシュタグ「Bonsai」には398万件もの投稿があり、2026年にはマレーシア・クアラルンプールで「世界盆栽大会(World Bonsai Convention)」が開催されることが決定している。本作では、松の盆栽で全国の約8割のシェアを占める、盆栽の聖地として知られる高松市を中心に全シーンのロケが香川県で行われる。タイトルで使われている香川弁の「けっこい」とは、美しい、かわいい、きれいなどの意味を持つ。


瀬戸内海の小さな島・女木島で生まれ育ち、盆栽をこよなく愛する主人公の美咲役には、2年連続で「世界で最も美しい顔」にランクインし、3月17日に横浜ぴあアリーナMMで開催されたAKB48のコンサートで、マレーシア・クアラルンプールを活動拠点として8月に誕生する新たなグループ「KLP48」に電撃移籍することが発表された行天優莉奈。美咲の親友の葉月役には、第68・69代内閣総理大臣の大平正芳氏のひ孫で、女子高生ミスコン、青山ミスコン、ミス・オブ・ミス・キャンパスクイーンと史上初のミスコン3冠を達成したことが話題の大平ひかるが出演。フレッシュなキャストの組み合わせが注目されている。


ふるさとの魅力をテーマにした「地方創生映画シリーズ」として、近年、日本各地の観光地や物産など、地域の魅力を取り入れたストーリーを発信する短編映画の製作に取り組む大橋孝史監督は、本作について「地元の良さを再確認できる、故郷に帰りたくなる、そんな作品を製作したい。高校生になり進路に悩む、美咲と葉月の友情。盆栽が大好きな美咲が夢へ向かって突き進む、温かい成長物語となっています。日本のみならず、世界からも注目されている盆栽をテーマとすることで、高松の盆栽を盛り上げ、魅力を国内外へ伝えられるような映像作品を目指したい」と語る。


行天優莉奈は、本作の出演が決まり、役作りのために景色盆栽作家の小林健二先生に師事する中、盆栽にハマり盆栽士の資格を取得。盆栽について「手のひらに収まるような鉢の中にも大自然の風景を作り出すことができる盆栽は小さな宇宙。手間ひまをかけて少しずつ形を整えていくことで、木との対話を楽しむことができるのですが、その時間が自分自身との対話にもなり、心まで整うような気がします。いつか、自分の作品を発表してみたい」と語る。また、本作について「映画のお話をいただき、世界中の盆栽愛好家に愛されている私の故郷、香川県の文化と伝統の素晴らしさについて、より深く知ることができました。この映画を通じて、高松盆栽の魅力、香川県の魅力を国内外に発信したい」と意気込みを語っている。





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